彼女が出来ないまま三十代に突入してしまいました。
いずれは彼女くらいできるだろうとそんなに気にしないようにしていたけれども三十代になり彼女の一人も出来ない自分に正直焦り出してきた。
このままだと一生独身で過ごすことになってしまう。
仕事を一生懸命していれば良いことがあると思っていたけれどもやはり積極的に行動を起こさないと彼女は出来ないと気付いた。
そこで勇気を出して身近にいる女性に積極的にしゃべりかける事にした。と言っても女性と出会う機会というのは、職場しかない。
でも仕事がパティシエなので女性には困らないのが救いだ。
今までだったら「おはよう」「お疲れー」で終わっていたけれどもみんなを誘って飲みに行く機会をふやした。
すると今までは私生活について話すことがなかったために知らなかったがあるバイト生が自分の家の近所に住んでいることが分かった。
それからなんとなくその子の事が気になり始めるようになった。
そしたらただ仕事だけの生活にそのバイト生がいるだけでなんだかやる気がわいてきて人生が明るくなったような気がした。
そのバイト生が休みの時などはかなりテンションが下がっていた。失敗しても良いから告白したほうがいいという友人の助言通りに失敗してもともとと思って次の日に
告白することにした。
すると意外にも相手も好感を持っていたらしく付き合う事になった。
近所に住んでいるという事から好感を抱いてからまさか初めての恋人にまで発展するとは全く持って想像しなかった。